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生活そのものをリハビリに。できる喜びを一緒に支える

[2026.07.01]

想のデイサービスでは、利用者様がその人らしく過ごせるよう、日々の生活動作や活動の中にリハビリの視点を取り入れています。作業療法士は、機能訓練室の中だけでなく、移動、トイレ、食事、入浴、レクリエーションなど、生活のあらゆる場面を通して「できること」を支える存在です。

今回は、想のデイサービスで働く作業療法士である山口さんに、働こうと思ったきっかけや多職種との連携、利用者様の変化を感じたエピソードについて話を聞きました。地域で暮らす高齢者の生活を支えるリハビリ職の魅力をお届けします。

作業療法士として、想のデイサービスで働こうと思った理由を教えてください。

見学に行った際、利用者様と職員の距離がとても近いことが印象に残りました。利用者様と職員が、まるで家族のように自然に関わっている温かい雰囲気がありました。その様子を見て、自分もこの場所で一緒に働きたいと思いました。

リハビリ職として専門性を活かしながら、利用者様の日常に近いところで関われることにも魅力を感じました。安心できる雰囲気の中で、その人らしい生活を支える仕事ができると思い、想のデイサービスを選びました。

デイサービスにおける作業療法士の役割を、求職者の方にわかりやすく伝えるならどのように説明しますか?

デイサービスでの作業療法士の役割は、機能訓練室の中だけでリハビリを行うことではありません。移動、トイレ、食事、入浴など、日々の生活そのものがリハビリの場になります。

利用者様が普段の生活の中で「できること」を少しでも増やし、その人らしく過ごせるよう支援することが大切です。そのためには、介護職員や看護師など他職種と連携しながら、生活場面の中で必要な支援を考えていきます。利用者様の暮らしに寄り添いながら、できる力を引き出していくことが、デイサービスの作業療法士の役割だと思います。

利用者さんの生活機能や「できること」を支えるために、日々どんな関わりをしていますか?

まず、利用者様やご家族のニーズを知ることを大切にしています。そのうえで、デイサービスでの生活動作やレクリエーションの様子から、できること、難しいことを見極めています。

「どうすればできるようになるのか」を分析し、実際の生活の中でできるように練習していくことを意識しています。小さなことでも「できた!」という経験を引き出し、その喜びを利用者様と一緒に感じられるように関わっています。一つひとつの成功体験が、自信や次の意欲につながるよう支援していきたいです。

介護職員や看護師、ケアマネジャーと連携する中で、作業療法士として大切にしていることは何ですか?

利用者様の日々の小さな変化を見逃さず、その日のうちに報告することを大切にしています。体調や動作、表情などの変化を職員間で共有することで、より適切な対応につなげることができます。

情報共有をする中で、どのように支援していくのがよいかを相談し、職員全体で同じ方向を向いて関われるようにしています。介護職員や看護師、ケアマネジャーなど、それぞれの視点を合わせることで、利用者様への支援の質が高まると感じています。作業療法士として専門的な視点を持ちながらも、チームの一員として連携することを大切にしています。

リハビリや日常動作の支援を通して、利用者さんの変化を感じたエピソードを教えてください。

集団で機能訓練を行う中で、他の利用者様から刺激を受ける方が増えてきたことが印象に残っています。周りの方が運動やマシーンに取り組む姿を見て、「私もやってみようかな」「やってみたい」と自発的に挑戦される方が増えてきました。

一人ではなかなか踏み出せなかったことも、周囲の雰囲気や仲間の姿がきっかけになることがあります。利用者様同士の関わりも、前向きな意欲につながる大切な力だと感じています。その変化を近くで見られることに、リハビリ職としてのやりがいを感じます。

また、機能訓練にあまり関心のなかった方に個別で関わったこともありました。声かけを重ねる中で、自ら体を動かす場面が少しずつ増えていきました。トイレで下衣を上げる動作も、自分でやってみようとされることが少し増えました。

日常生活の中の小さな変化ですが、その方にとっては大きな一歩だと思います。できることが増えていく過程を一緒に支えられることは、とても嬉しい瞬間です。

想のデイサービスだからこそ、作業療法士として関われる魅力や面白さは何ですか?

想のデイサービスは、利用者様の人数が30人前後で多すぎないため、一人ひとりに目を向けやすい環境です。身体機能だけでなく、余暇時間の過ごし方やレクリエーション中の様子にも関わることができます。

日々の何気ない場面から、その方の興味や得意なこと、変化に気づけるところが魅力です。一人ひとりの様子を丁寧に見ながら、その人に合った支援を考えられる面白さがあります。利用者様との距離が近いからこそ、日々の変化を見つけやすく、関わりの中で支援を深めていける職場だと感じています。

地域の高齢者の生活を支えるリハビリ職として働きたい方へ、メッセージをお願いします。

病院とは違い、生活の場で行う訓練は難しさや大変さもあります。しかし、その方の暮らしに寄り添いながら支援することで、生活を少しでも豊かにできる仕事だと思います。利用者様が「できた」と感じたり、喜んでくださったりする姿を近くで見られることは、大きなやりがいです。

作業療法士としての専門性を活かしながら、生活そのものを支える面白さがあります。自分自身も楽しみながら利用者様を支えていける、とてもやりがいのある仕事だと思います。

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