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関わる人すべてのライフストーリー作りのお手伝いを

[2025.02.01]

自立支援を目指す障がい者が入居する「アネーロ」で管理者を務める北田さん。新卒から福祉の世界、そしてEducarealize Grouに転職しました。北田さんが福祉の世界で働こうと思ったのはどうしてなのでしょうか?また、現在管理者はじめ、Educarealize Groupの障害福祉事業の中心メンバーとして働かれています。詳しくお話を伺いました。

介護・福祉の世界へのきっかけを教えてください。

最初は、保育士を目指していましたが、障がい者施設に実習に行ったときに障がい者支援に興味を持ったことがきっかけでした。短大を卒業後に同じ系列の大学に編入し、2年間、障がい者福祉について勉強しました。卒業後は知的障がい者施設で2年間、勤務していました。前の施設では、知的、精神障がいのある方たちの支援をしていました。ハートフィールドのように車椅子の方たちではなく、歩行可能な方たちばかりでした。無断外出、夜中に屋根を走るなど予測不能な行動も多く大変でしたが、充実した2年間でした。

福祉の会社の中でも、Educarealize Group を選んだのはどうしてでしょうか?

前職は知的障がい者の施設で働いていたので、次は身体障がい者の施設で働きたいと思っていました。知人に藹藹会を紹介してもらい、面接の前に見学へ来た際に、職員がとても元気に挨拶してくれたことをよく覚えています。また、施設全体が明るく雰囲気が良い。いい意味で福祉施設ぽっくないと感じました。そしてなにより、ここでなら前職の経験も生かしつつ、自分自身がスキルアップできると思ったことが一番の理由です。

実際に話を聞いていかがでしたか?

面接の際に理事長のお話を伺ったときに、施設にビジョンが明確にされていて利用者さまにも利用しやすく、職員にとっても働きやすい職場だと感じました。また、ここで働くことは「縁」だというお話が非常に印象に残っていて、今でも私自身、大事にしている事です。実際に働いてみての印象は、職員の意見を汲み取ってやりたいことには積極的にとらい出来て、やりがいを感じています。そして、働く前に感じた通り、とにかく雰囲気の良い職場だと思います。

グループホームの管理者としてはどうですか?とても難しく感じますが、実際に入社していかがでしたか?

アネーロは利用者6名の小規模のグループホームで、車いす利用者の方が4名いらっしゃいます。利用者の皆さんは、1人の時間をとても大切にしています。テレビを観る、音楽を聴く、詩を書くなど。皆さん一人の自慢をとても有意義に使い、グループホームでの生活を満喫しています。利用者一人ひとりのニーズに合わせた支援は時に難しく感じることもありますが、今以上に利用者の皆さんが、自由に自分らしく生活できる場を提供出来るように努力しています。

管理職として経っていますが、何か手応えを感じていることがあれば教えてください。

6名の利用者さまがいれば6通りの支援方法、関わり方があります。その日の体調や、気分によっても変わってきます。そこを見極めながら関わっていく中で、利用者さまのニーズにこたえられた時には少しの手応えを感じることもありますが、手応えを感じるほど、何かを成し遂げたということはまだありません。利用者の皆さんにアネーロに入ってよかったと少しでも思っていただけるように、日々を大切にしていきたいと思います。

Educarealize Group の良さを教えてください。

他施設との交流や多種多様なイベントなど、Educarealize Groupでなければ体験できないことが沢山あります。外に出る機会の少ない利用者さまにはとても良い刺激になり、生活の活力となっていると感じます。利用した方やそのご家族が「利用して良かった」「また来たいな」と感じて頂けるような施設。まさにこれが、Educarealize Groupが掲げるビジョン「やわらかいまなざしに包まれるコミュニティ」に繋がっていくのだと思います。

最後に、北田さんの今後の目標を聞かせてください。

アネーロは、「誰でも自分一人の時間を持ちたい」を実現できる場をコンセプトに日々、支援をしています。車椅子で利用できるグループホームは多くありません。アネーロは車椅子でも自由に楽しく生活できる場を提供していきます。以前、理事長から「樋口さんや本庄先生のように仕事をしなさい」と言われたことがありました。お二人は、自分の仕事をこなしながら、様々な現場に足を運び、職員や利用者、子ども達と関わり、すべてが円滑に回るように業務をこなしています。私も、グループホームを軸にしながら、関わる人すべてのライフストーリー作りのお手伝いができればと思います。

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