知識や経験より、まず楽しさ。スタッフ同士の支え合いで着実にレベルアップ
学童保育事業をおこなう「夢の学舎」で学童指導員として働く青木さん。「子どもと関わる仕事がしたい」という想いから放課後等デイサービス等の業務を行い、転職を機に夢の学舎の道に飛び込みました。
現在、入社2年が経った青木さんは「これからもEducarealize Groupで働き続けたい」と語ります。その理由は子ども想いの温かい社員ばかりの職場で、相談しやすく意見も出しやすい環境があったからだそう。今回のインタビューでは、Educarealize Groupの雰囲気や働きやすい職場について詳しくお話を伺いました。
これまで福祉の仕事をしていたと思いますが、学童保育で働くまでの経緯を聞かせてください。
元々、中学校で数学の講師、小学校で特別支援学級の担任をしていて、学校にお迎えに来る放課後等デイサービスの方を見て”障害のある児童が放課後でどのような時間を過ごしているのだろうか”と疑問に思い、学校を退職して放課後等デイサービスの仕事を始めました。そこでは運動療法や作業訓練などを通して、子どものつまずきを解消し、できることを増やして成功体験につなげていくことを学び、子ども達が生き生きとしている姿を見て、放課後等デイサービスの魅力を知りました。そうして働いていく一方で”逆に障害のない子ども達は放課後の時間をどのように過ごしているのか。もし放課後の時間を充実に過ごせていたらどんな子が育つのだろう”と疑問に思ったため、学童保育で働くことを決めました。
Educarealize Groupに転職を決めた理由はなんだったのでしょうか?
面接をしたときに、夢の学舎では「基礎学力を高め あらゆる体験を通して生きる楽しさを知る」のコンセプトを基に、宿題や新聞、幅広い分野のプログラムを行っていることを知り、また夢の学舎のスライドショーを見させていただいたときに、「こんなにプログラムが充実していて、子ども達が生き生きと楽しそうに活動していてすごい。それを提供している学童保育は他にはない。自分もこの学童で子ども達の力になりたい。」と考え転職を決めました。
実際に入社されていかがでしたか?
夢の学舎は少数精鋭で、少ないスタッフの中でこれだけの仕事をしていることに驚きました。また先生は、困ったことがあればいつでも相談に乗ってくれて、プログラム等で自分が提案したことをやらせていただけるので、とても働きやすい職場です。もちろん仕事なので楽しいだけではないです。普段の子どもへの指導はもちろんのこと、教室の環境整備、プログラムの準備、ブログによる学舎の情報公開、新たなプログラムの企画・立案など考えて行動しなければいけないことがたくさんあります。また大きな行事を担当するときはいつも以上に、準備も入念に行います。抜けがないか、流れで不具合はないかなど上司の先生と何回も確認します。行事無事終わって、子ども達の充実した顔を見ると「大変だったけど、頑張ってよかった。」と言う気持ちになります。
入社して感じた、夢の学舎(学童保育事業)ならではの魅力を聞かせてください。
夢の学舎の魅力は3つあります。
1つ目は自分のやってみたいことや特技を活かせるところです。私はダンスが得意で15年やっていますが、その特技を活かして通常のプログラムでダンス教室を行い、その成果発表として長期休みを利用してダンス発表会を行うことができました。発表会の準備はとても大変でしたが、児童と保護者にも喜んでいただける発表会にすることができ、自分自身もやってよかったと思いました。
2つ目は学びの継承です。2年前に夢の学舎に入社し、現場に入ったときに3年生が1年生に学んできたことを教えている姿には驚きました。そして今、その1年生が3年生になり新しい1年生に教えてあげることで学びが継承されていると感じています。私の偏見かもしれませんが、他の学童で上級生が下級生を面倒見ることはあっても学んだこと教えることは中々ないのではと思います。
3つ目は他の事業所との交流です。藹藹会で農業体験やもちつき大会、クオーレの夏祭りでのお店屋さんごっこ、ハーモニー分園での職業体験など他の学童保育ではできないことでもEducarealize Groupの強みを生かしたプログラムができることも魅力だと感じます。
着実に経験を積み重ねる青木さんの今後の目標を聞かせてください。
夢の学舎が”日本一の学童保育”と言われるようにするために、既存のサービスをより充実なものにしていくのに加えて、新しい企画・立案を常に行い、夢の学舎を利用する児童にとって”最高の場所だ”と思ってもらえるようなサービスを提供していきたいです。